Web技術の基礎中の基礎用語解説

はじめに


今回はWeb技術に関する書籍のoutputとして表題の通りWeb技術を学ぶ上で外すことのできない基礎中の基礎用語を解説します。

以下を解説していきます。

1. プロトコル
2. ステートフル
3. ステートレス
4. クッキー
5.リクエスト
6.レスポンス
7.ポート番号

1.プロトコル

プロトコルとはインターネット上で「データをやり取りするための取り決め」(ルール)です。
身近な例だとChromeやEdgeといったWebブラウザで検索を行いWebページを閲覧するという際にもHTMLのやり取りを行うためのHTTPというプロトコルが使用されています。
よく目にするhttps://~というURLはSSLという通信を暗号化する技術を用いてHTTPを暗号化したHTTPSというプロトコルを使用していることを表しています。

2.ステートフル

ステートフルとは「状態を保持する」という意味です。 ステートフルなWebアプリとはログイン状態の保持や、ショッピングカート内容の保持が可能なアプリケーションを指します。 アクセスやログインした人によってWebページの状態を変化させることができます。

3.ステートレス

ステートレスとは「状態を保持しない」という意味です。 ステートフルとは対の意味合いです。 プロトコルの解説に登場したHTTPプロトコルはステートレスなプロトコルです。 ステートレスなプロトコルは状態を保持しないのでステートフルなプロトコルに比べシンプルで通信手順が簡素化されています。

4.クッキー

ステートレスなHTTPプロトコルで状態を保持するために考えられた技術です。 例えばWebアプリケーションなどでログインを行うとWebサーバーからクライアント側へCookieが送られPC上で保管されます。 ログイン後は画面遷移などをする度にPC上のCookieの情報をWebサーバー側に送信することによって認証を行い状態を保持することができます。

5.リクエス

WebブラウザなどからWebサーバー側に送信される要求を指します。 ブラウザで調べ物をしていて何らかのページを開くときでもリクエストは発生しています。
ブラウザに表示された検索結果をクリックすることによって「この検索結果のページを表示してください。」とWebサーバー側に要求が送られます。
この要求を送ることを「リクエス」といいます。

6.レスポンス

レスポンスはリクエストを受けてWebサーバー側が応答を返す動作のことを指します。 Webサーバーはブラウザから「この検索結果のページを表示してください。」というリクエストに対しHTMLをレスポンスとして返しています。 Webアプリケーションは無数のリクエストとレスポンスのやり取りで構成されています。

7.ポート番号

情報を受け取る側のアプリケーションの情報の受け口のことです。 受け取る情報はPCの適切なアプリケーションが処理を行わなければなりません。それがどこなのかを示しているのがポート番号です。 情報を送信する際にIPアドレスに加えポート番号を指定することで情報の受取先で適切なアプリケーションが処理を行うことができます。

おわりに

以上Web技術の基礎中の基礎用語解説でした。
初めてのアウトプットだったのでお見苦しい文章となっていると思いますがご容赦ください。 人に見ていただく文章にするのは難しいことですが自分の理解も深まっていることを感じました。 ご閲覧いただきありがとうございました。

参考文献
『プロになるためのWeb技術入門』――なぜ,あなたはWebシステムを開発できないのか 基本情報などの分厚い参考書が苦手ですが技術がなぜ必要とされたのかなどの背景が解説されていて本書は情報が頭に入ってきやすかったです。